導入必須!?Vtuberや配信者が入れるべきOBSプラグイン【UI非表示化・高品質・軽量化】

こんにちは!KOKIです。

今回はVtuberの方や配信者さんが導入すべき『OBSプラグイン』をご紹介します!

今回紹介するプラグインを使えば

  • 配信画面に映り込ませたくないVtubeStudioのキャプチャソフトのUI(メニュー等)を非表示にできる
  • 背景を透過できる(いわゆるクロマキー)
  • PCへの負荷を軽減できる
  • より高品質な配信が可能に

などなどメリットがたくさんあります!

KOKI

インストール方法や使い方なども解説していますので、是非一読して導入を検討してみてくださいね!

VtubeStudioも公認!?のOBSプラグイン

今回紹介するOBSプラグインは『Spout2』というものです。

早速インストールしていきましょう!

※VtuberさんがOBS+VtubeStudioを使って配信をする場合の設定方法を紹介しています。VtubeStudio以外のソフトでも同様に使用可能です。

1. Spout2のインストール

下記URLからGithubに飛び、OBSのバージョンに合った.exeファイルをダウンロードします。

Spout2のダウンロードはこちら

記事を書いている時点での最新版のOBSはバージョン29.13のため、「OBS 29 -Filter+Spout Out fixes」をダウンロード。(OBS ver.29対応のものを修正したものだと思われます)

下記画像のようにクリックしていき、インストールを進めます。

Spout2はプラグインなので、Spout2を直接操作するということはなく、インストール後はVtubeStudioやOBS側を設定していくことになります。

2. VtubeStudioを設定する

VtubeStudioを開き、歯車の設定画面から「Spout2を起動」にチェックを入れ、その後背景変更画面から背景を「ColorPicker」に変更します。

その後「OK」をクリックし、「透過(OBS)」にチェックを入れます。

すると背景の色がピッカーで拾った色に変わりますが、今はこのままでOKです。

ちなみに、Spout2を使わずOBSのクロマキーを使えば通常通り背景透過はできます。ただせっかくSpout2を入れるなら是非背景透過も一緒にやってしまいましょう!

KOKI

Spout2を使わずOBSのクロマキーで透過させてもOK!その場合は8~11のステップはスキップしてください!

3. OBSを設定する

最後にOBSの設定です。

ソースの「+」から「Spout2 Capture」を選択し、OKをクリック。

その後SpoutSenderを「VtubeStudioSpout」に、Composite modを「Default」に変更し、OK。(ここ重要です!)

すると背景が透過され、これで設定完了です!

KOKI

あとはいつも通り配信するだけ!さてその実力はいかに(下に続く)

キャプチャソフトのUIが映り込まない!

Spout2が便利なのは、VtubeStudioのようなキャプチャソフトのUIを映さずOBSへ映像を出力できるところです。

Spout2を使わず、通常通りソースの「ゲームキャプチャ」にて映像を送るとこのようにUIが映り込んでしまいます。

この場合はキャプチャ部をトリミングするなどして対処するのが一般的なやり方でした。

しかしSpout2を使うと下記画像の通りUIは移り込みません!

おまけにクロマキー機能もついているので、ソースを取り込むだびにクロマキーの設定やトリミングなどをするといった面倒な作業を省略することができます!

動作が軽く、しかも高品質!

Spoutの公式ガイドにはこのように書かれています↓

It enables high resolution, zero-compression, zero-latency, zero-computational overhead video capture

引用元:Spout Plugin for OBS Studio

つまりは、高品質、無圧縮、ゼロ遅延、CPUオーバーヘッドなしのビデオキャプチャーであるということですね!(オーバーヘッドというのは、簡単に言うと目的の処理に付随する余計な負荷のことです)

ちなみにVtubeStudio公式Twitterも「Spout2はベストチョイスだぜ!」とツイートしています。

https://twitter.com/VTubeStudio/status/1670599594147827712

ただ注意点もあるようで、NDIやバーチャルウェブカムを使用しない場合は、必ずこれらをオフにしないといけないそうです。CPUの負荷がすごいことになるようですね。

念のために解説しておくと、NDIとはネットワークを利用して動画や音声を伝達する方式のことで、例えば2台のPCを用いて配信をする際などによく使用されています。

また、Spout公式ガイドにある「Resize output」を行うと、OBS上の左側に表示されている「シーン」が破損され、復元できなる可能性があるため行わないようにと書かれています↓

やはりVtubeStudio公式がオススメをしているとはいえ、Github上で公開されているプログラムなのでバグがある可能性を否定できませんし、あくまで使用は自己責任でということになりそうですね。

とはいえ導入の手間がほとんどかからないにもかかわらずメリットがとても多いので、気になる方は是非一度導入を検討してみてください!

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VananaStudio代表 / マルチクリエイター| 12年勤めたJALを退職しクリエイターにキャリアチェンジ。 eスポーツ、Vtuber、アニメーション、グラフィックデザイン、動画制作等幅広く担当しています。 好きなゲームのジャンルはノベルゲームとアクションRPG。FPSは下手過ぎて見る専です。趣味は子育てとコーヒー。