こんにちは、KOKIです!
今回はJPEG画像とPNG画像の違いについて、そしてロゴデータなどの納品形式として一般的な「ベクターデータ」についてご紹介させていただきたいと思います!
デザイナーが当たり前のように使う言葉も当然そうでない人にとっては難しい専門用語。
ここではロゴデータの納品を例に、データ形式の種類についてご紹介していきます!
納品形式によっては予算を抑えることもできるので、是非チェックして頂きたい内容です!
JPEGとPNGの違い
JPEGとPNGの違いは、透明を扱えるかどうかです。
こちらの画像のようにPNGでは透明を扱えることが最大の特徴です。
JPEGでは透明を扱えないので、例えば写真の上にカッコよくロゴを配置したいという場合はPNGデータを使う必要があります。
もう一つ大きな特徴は、PNGは拡大縮小しても画質の劣化が少なく済むことです。
これはJPEGが「非可逆圧縮」であるのに対して、PNGは「可逆圧縮」であるためです。(難しいので覚えなくて大丈夫ですよ!)
一方JPEGは透明を扱えない分、PNGと比べてデータ量はかなり小さくなります。
使用用途に合わせてJPEGとPNGを使い分けましょう!
ベクターデータって?
ロゴデータを納品する際、ベクターデータとして納品させていただくことが一般的です。
でもそもそもベクターデータって何でしょうか?
簡単に言ってしまうと、ベクターデータとは拡大縮小しても画質が一切落ちることないデータです。
先ほど紹介したJPEGやPNGデータはドットで描かれる画像なのに対し、ベクターデータはサイズなどを変更する度に再計算される数値情報の集合体です。
その為ロゴデータはもちろん、高画質を求められる印刷データなどでも扱われています。
例えば500px×500pxのサイズでロゴデータを作成したとしても、ベクターデータであればそれを3000px×3000pxのサイズで使用したとしても全く画質の劣化はありません。
それは先ほど述べたように、数値を再計算するためです。
尚、ベクターデータのデータ形式名はAdobe Illustratorで使用される「ai形式」や、IlustratorだけでなくPhotoshopでも使用できる「eps形式」、Webで使われる「SVG形式」や印刷で使用される「pdf」などもベクターデータです。
ご予算を抑えたい場合
ロゴデータを納品させていただく際、通常ベクターデータとPNG形式をセットでお渡しさせていただいておりますが、ベクターデータなしの場合はご予算を抑えることが可能です。
印刷物に使用せず、WEBでしか使用する予定がないのであればPNGデータのみで事足りることも多く、予算の面だけでなく、使用用途に合わせて納品形式をお選びいただけます。
何かありましたらお気軽にお問合せください。最近はeスポーツ関連企業さまやVtuberさまからロゴ制作のご相談をいただいていますよ!